無機物から動きを知る

今日の練習

システマ岡山の練習風景を短い動画にまとめてみました。

4月8日は無機物から動きを知るをテーマに練習しました。

スティックを持って立つ

スティックを持って立ちます。

ただ立つだけなのですが、緊張を使わず、正しい姿勢で立たないと長時間は立てません。

立ちながら、身体に緊張がないか、チェックしていきます。

ただ立つ、座る、寝ころぶといった基礎基本の動きができていないと、応用もできないと言われます。

そして、正しく立てているかどうか、教えてくれるのがスティックです。

無機物は教えてくれる

指導者や先輩に教えてもらうのもよいのですが、こんなことはないでしょうか。

色々な人に教わっていると、人によって言っていることが微妙に違って困る。

それがよい動きなのか、悪い動きなのか、自分で判断できなくなってくる。

システマでは「無機物に教われ」という言葉があります。

無機物は判断しません。間違っている動きをしたら、間違っていると自分で分かります。

床も教えてくれる

システマでは基本的に固い床で受け身を取ります。

柔らかいマットの上で受け身をすることもあるのですが、マットだとぶつかっても痛くありません。

床にぶつかって痛いということは、そこが緊張している、動きが雑になっている証拠です。

そういう時ほど、呼吸をして、ゆっくり丁寧に動くことが大切になってきます。

参加者さんの感想で「いつもは意識していない体の動きが、床でぶつかることで分かった」というものがありました。

そして、普段生活する床はだいたい固いものです。

たまには固い床で転がったり、動いてみたりすると、いい動きを教えてもらえると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました