身近なものを武器に

システマ岡山の練習風景を短い動画にまとめてみました。

２月２５日はクロージング・アズ・ア・ウェポン（身近なものを武器として使う）をやりました。

身近なものは武器になるか

ナイフを持っている人間と相対した時、どうするか。

基本的には逃げろと言われます。しかし、この「逃げる」というのがまた難しいのですが…。

それでもどうしても逃げられない場合があります。例えば、守るべき人が近くにいるとか。

そういった場合は、身近なものを持って戦いなさいと言われます。

では、どんなものが武器になり得るか、というと発想次第で何でも武器になります。

基本は呼吸

身近なものを武器にするからといって、特別な武器のテクニックがあるわけではありません。

基本は呼吸。呼吸と一緒に指先が滑らかに動くかどうか。

動画ではカットしましたが、呼吸に合わせて上着を脱いだり、着たりする練習があります。

息を吸いながらボタンを外し、息を吐きながらボタンを入れます。

そうでないと、武器を持つことで逆に動きが制限されてしまいます。

全てはつながっている

こうやって練習していると、システマのすべてのワークはつながっていることが分かります。

ナイフだけを扱うテクニック、銃だけを扱うテクニック、徒手格闘のテクニック。

そういったものがそれぞれ独立しているわけではなく、全てがつながっています。

それらをつなげているのが呼吸であり、リラックスなのです。