システマ岡山の練習風景を短い動画にまとめてみました。
4月24日はオープンクラスの日でした。
前日にあった、システマ大阪さんの月例会の内容をシェアしました。
テーマは「吸うこと、吐くこととその先にあるもの」でした。
吸って満たすか、吐いて抜くか
0:17あたりからやっているのは、平常の状態で相手を押す、吸って満ちた状態で相手を押す、吐いて抜いた状態で相手を押す、この違いを確かめていました。
息を吸って満ちた状態で身体が整うと、軽く相手を押すことができる実感がありました。
息を吐いて抜いても同じような感覚がありましたが、微妙な違いがありました。
満ちて強くなるか、抜いて強くなるか
システマ大阪の大西さん曰く、この微妙な違いに性質の違いが表れているそうです。
満ちて強くなる人は自分を変化させるとよい性質。
抜いて強くなる人は相手を変化させるとよい性質。
これが分かっていないと、周囲と自分との関係にずれが生じるそうです。
すべてをシステマで解決する
0:57あたりでやっているのは後ろからホールドされた時の脱出です。
護身術でよく登場するシチュエーションですが、テクニックとしては身体をずらして相手の金的をはたくなどあります。
しかし、システマではそういった個々のシチュエーションにテクニックで対処するのではなく、全てシステマで対処したいと考えます。
つまり、呼吸、姿勢、リラックス、動き続けるです。
これがきちんとできていれば、ありとあらゆる状況をシステマで対処できる。
…はず。
うまくいかないとつい、別のテクニックに頼りたくなりますが、システマの基本を信じて練習していきたいと思います。
参加したみなさんの感想です。
呼吸は深い。呼吸は生命、生きる基本なので、呼吸から始めていきたい。
呼吸で動かすという発想に驚いた。相手と対面した時に構えて、呼吸が止まりがちなことに気が付いた。
ちょっとずつでも上達した感じがあった。リラックスしようとして充実していない、自分が空になりがちだということに気が付いた。
久しぶりに対人ワークができてよかった。呼吸とリラックスがまだまだ足りてないないと感じた。
システマを練習することであまりパニックにならなくなった。一呼吸おくことで自分のペースで対処できるようになった。
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